こんにちは。おかもとリハビリ訪問看護ステーションです。
当事業所では、看護師とリハビリ職が定期的に症例検討を行い、それぞれの専門性を活かしながら、より良い支援につなげています。
今回は、パーキンソン病があり、褥瘡への対応が必要な利用者様について行った症例検討の一例をご紹介します。
褥瘡の発生・悪化に関係する要因を多角的に考えます
褥瘡は、同じ場所に圧力がかかり続けることだけでなく、姿勢や身体の動かしにくさ、皮膚の摩擦やずれ、栄養状態、生活環境など、さまざまな要因が重なって発生・悪化します。
また、パーキンソン病では、身体の動かしにくさや姿勢の崩れなどにより、同じ場所に圧力がかかりやすくなることがあります。
そのため、褥瘡の状態だけでなく、普段の姿勢や動作、生活環境を確認することが大切です。
今回の症例検討では、次のような点を確認しました。
- 褥瘡が臥位と座位のどちらで圧迫を受けているか
- 日常生活における活動量や生活状況
- 圧迫や摩擦、ずれが生じていないか
- 現在の除圧方法が適切か
- 車いすやベッドなどの福祉用具が身体に合っているか
- 利用者様やご家族が希望する生活スタイル
褥瘡や全身の状態、栄養・水分摂取、皮膚の状態などを確認したうえで、今回は特に姿勢や活動性、福祉用具の観点から検討しました。
看護師とリハビリ職、それぞれの視点を活かします
看護師は、褥瘡や皮膚の状態、全身状態などを確認し、必要な処置や除圧方法について検討します。
リハビリ職は、身体機能や姿勢、座位環境、日常生活での動きなどを評価します。
こうしたそれぞれの専門的な視点を共有し、利用者様の状態や生活に合わせて、
- 身体に合った姿勢を保つ
- 同じ場所に圧力がかかり続けることを防ぐ
- 必要に応じて、エアマットなどの体圧分散用具を導入・見直す
- 車いすやクッションなどの福祉用具を見直す
- 無理のない範囲で活動性を維持する
といった具体的な支援方法を検討しました。
多職種で考えることが、より良い支援につながります
異なる専門性を組み合わせて利用者様の状態を多角的に捉えることで、一つの職種だけでは気づきにくい課題や解決策が見えてきます。
褥瘡の改善だけを目指すのではなく、利用者様やご家族の希望を大切にしながら、活動性や生活の質もできる限り維持していくことが重要です。
その方に合った支援方法を多職種で考えることが、安心して在宅生活を続けていただくことにつながります。
お気軽にご相談ください
おかもとリハビリ訪問看護ステーションでは、看護師とリハビリ職が定期的に症例検討を行い、利用者様一人ひとりの状態や生活に合わせて支援内容を見直しています。
褥瘡への対応や福祉用具、在宅生活でのお困りごとなどがございましたら、お気軽にご相談ください。
※個人が特定されないよう、内容の一部を変更・再構成してご紹介しています。
おかもと整形外科クリニック Tel:082-280-1123
ホームページアドレス
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