おかもと整形外科クリニックの井出です!
令和7年12月17日。東区訪問看護連絡協議会の研修会で当ステーション理学療法士の太田未起が「緩和ケア〜終末期のリハビリテーション〜」というテーマで理学療法士・終末期ケア専門士の立場から発表をさせていただきました。
終末期にリハビリは必要なのか?
「もう回復しないのに、リハビリは意味があるのか」現場では、こうした疑問を耳にすることがあります。
今回の発表では、終末期のリハビリは回復を目的とするものではなく、「苦痛を減らし、その人の生活を支えるケア」であることが分かりやすく伝えられました。
大切なのは「できる・できない」ではなく「どう過ごすか」
終末期では、
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痛みを和らげる
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楽な姿勢をつくる
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最後まで大切にしたい習慣を守る
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家族と安心して過ごす時間をつくる
こうした関わりが、「「生活の質(QOL)や、よい最期(QOD)」につながります。
リハビリ職は、身体だけでなく、心の変化や家族の想いにも目を向けながら「その人らしさ」を支える役割を担っています。
多職種連携の中で活きるリハビリ
発表では症例を通して、主治医・看護師・家族と連携しながら、終末期でもリハビリを継続した意義が共有されました。
早い段階から関わることで、本人・家族ともに「やれることはやった」という納得感につながる支援が可能になります。
おわりに
終末期のリハビリテーションは、「何かを取り戻す」ためではなく、「「その人の人生を最後まで支える」ためのリハビリです。
今回の発表は、リハビリの役割を改めて考える大変貴重な機会となりました。
太田さん。忙しい中、準備から発表までありがとうございました!
おかもとリハビリ訪問看護ステーションは、かかりつけ医、ケアマネジャー、福祉用具貸与事業者としっかりと連携をとり本人、家族の想いに寄り添い、終末期のリハもサポートします。お困りごとがありましたら、ご連絡ください!
また、各種、講演、発表依頼のご連絡もお待ちしています!!
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