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訪問時に“なんとなく変”を見抜くヒントについての勉強会を行いました
訪問時に“なんとなく変”を見抜くヒントについての勉強会を行いました

こんにちは!おかもとリハビリ訪問看護ステーションです。

定期的に開催しているエリア担当での勉強会。今回は、「訪問リハビリテーション実務者研修会」の伝達講習“なんとなく変”を見抜くヒントについての勉強会を行いました。

こんなことを学びました!

・普段を知ることの大切さ

バイタルサイン、食事量、体重、浮腫や褥瘡の有無など、日常の状態を把握することで小さな変化に気づくことができると強調されました。

・「危ないかどうか」を見極める視点

既往歴や経過の時系列を踏まえ、症状が初発か増悪かを判断。見る・聞く・触るという基本動作の積み重ねが重要であると学びました。

・気づきを報告する勇気

「自分しか気づいていないかもしれない」と意識し、初回や増悪時にはためらわず報告する姿勢が大切と語られました。

・診察までにできる工夫

写真での記録やご家族への準備など、医師や看護師の診察に繋げるためのサポート方法についても具体的に紹介されました。

症状別のポイント

  • 転倒:打撲部位の全身確認、意識状態の把握。普段転倒しない人の転倒は要注意。

  • 便秘:5日以上排便がない、腹痛や下血を伴う場合はすぐ報告。便秘は命に関わることもある。

検査データの活用

リハビリスタッフも 血液検査データ を読み解くことで、利用者のリスク管理や介入判断が可能になります。

  • 栄養(アルブミン、コリンエステラーゼ、コレステロール、ヘモグロビン)

  • 炎症(白血球数、CRP)

  • 腎機能(BUN、Cre、eGFR)

  • 心臓負荷(NT-proBNP)

  • 肝機能、電解質、脱水の評価

「数値だけでなく、症状や経過と併せて判断すること」が強調されました。

今回の研修では、訪問の現場で感じる「なんとなく変」をどう見抜き、どのように対応していくかについて学ぶことができました。
普段の状態をしっかり把握し、小さな変化にも敏感に気づくこと、そしてためらわずに報告する姿勢の大切さを再確認できました。

また、血液検査データを含めた医学的情報をリハビリスタッフが理解することで、安全性や効果判定につなげられることも大きな学びでした。

おかもとリハビリ訪問看護ステーションでは、経験豊富な看護師、リハ職が医師をはじめとした多職種としっかりと連携を取りサービス提供をしています。お困りごとがありましたら、ご連絡ください!

本人、家族の想いに寄り添ったサービス提供をおこない、地域の皆さんが安心して最期を迎えるときまでその人らしい在宅生活を支援します。

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