おかもと整形外科クリニックの井出です！

おかもとリハビリ訪問看護ステーションでは、外部講師の方を招いて研修会を開催しています。

今回は転倒予防ということで、広島大学病院診療支援部リハビリテーション部門の理学療法士で転倒予防指導士もお持ちの岩城大介先生をお招きしました。

転倒に関する基礎知識（講義）をわかりやすく説明いただいた後に、KYTトレーニング（グループワーク）をおこない講義終了後から現場で活かせる内容を学ぶことができ大変有意義な時間でした。

・転倒の疫学として、65歳以上の転倒、転落に関連する死亡者数は年間9500人もいて交通事故の約4倍でること。

・転倒の発生場所は屋内約70％、屋外約30％と屋内の方が多い。

・自宅内での転倒発生場所では、お風呂廻りが最も多く、次いで玄関、階段の順位多い。

・転倒した人は再転倒リスクが高く、転倒の悪循環に陥らないようにする必要がある。

・転倒0は難しい。「転ばない環境をつくる」ではなく「転んでも大けがをしない環境をつくる」ことが最も大事である。

超高齢社会となった日本では転倒に対する対策は必須です。今回、学んだことを大事にして毎日の臨床に臨みたいと思います。

引き続き、地域の皆さんが、自分らしく住み慣れた地域や家で安心して暮らせるよう、かかりつけ医、ケアマネジャー、地域の他事業所としっかり連携をとりサポートします。

お困りごとがありましたら、ご連絡ください！

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